環境

マテリアリティ 気候変動への対応

クオールエコポリシー

  • クオールホールディングス株式会社

クオールグループは、全事業活動において以下の地球環境の保全につとめます 環境マネジメントの強化 環境負荷の低減 環境コミュニケーション クオールグループの目指す環境経営

環境マネジメントシステム・マネジメント強化の取り組み

  • クオールホールディングス株式会社

生態系に配慮し、資源・エネルギーの再利用、廃棄物管理の徹底につとめます。

  • 医療用廃棄物管理の徹底
  • 労働安全衛生法への対応
  • 資源リサイクル(リサイクルトナー利用の励行)

環境負荷の低減

負担をかけない店舗設計、省エネルギー、CO2削減設備・機器を取り入れた店舗(ハード)の推進に注力しています。

環境コミュニケーション

地域社会との連携につとめるとともに、社内においても一人ひとりの環境保護意識の向上を図ります。

気候変動への取り組み

  • クオールホールディングス株式会社

TCFD提言への対応

クオールグループは、企業理念「わたしたちは、すべての人の、クオリティ オブ ライフに向き合います。いつでも、どこでも、あなたに。」のもと、重要課題(マテリアリティ)を特定しています。

このような中、当社グループは2022年12月に、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)の最終報告書(TCFD提言)に賛同いたしました。

TCFDの目指す、各企業・団体が気候変動に伴うリスク及び機会の情報開示を適切に行い、投資家が適切な評価を可能とするべく当社グループも枠組みに沿って適切な開示、持続可能な社会、経済を目指してまいります。TCFD提言が推奨する4つの枠組み(「ガバナンス」「リスク管理」「戦略」「指標と目標」)は、以下のとおりです。

ガバナンス

当社グループは事業活動を通じて持続可能な社会の実現に貢献するため、代表取締役社長を委員長とするサステナビリティ委員会を設置しています。サステナビリティ委員会はサステナビリティに関する事項の議論を行い、その内容は取締役会に年4回以上報告しています。取締役会は、サステナビリティ委員会から答申された重要事項の決定を行い、同委員会の監督を行います。

また、当社グループの関連部門長をメンバーとするサステナビリティ委員会事務局をサステナビリティ委員会の下部組織として設置し、当社グループ全体が取り組むべき施策とKPIについて審議検討後サステナビリティ委員会に上程しています。また、サステナビリティ委員会で決定された施策の進捗管理を行っています。

リスク管理

当社グループは、全社より抽出した事業全般に関わるリスクを、経営影響度、発生可能性などをふまえて重要度を識別し、サステナビリティ委員会で当社グループとして対応すべき事項を管理しています。また、その内容は取締役会に適宜報告を行っています。

上から株主総会、取締役会、経営会議 取締役会とサステナビリティ委員会との間で諮問・答申 サステナビリティ推進体制

戦略

①重要なリスク・機会の特定

気候変動にともなうリスクは、低炭素社会への移行が起因となるもの(移行リスク)と、気象災害の激甚化等の気象パターンの変化に起因するもの(物理リスク)が考えられます。また、気候変動はリスクのみならず患者様の行動変化によるもの(機会)も考えられます。当社グループが考え得る気候変動にともなうリスク及び機会項目のうち、重要な影響を与えるリスク及び機会項目は、以下のとおりです。

尚、リスクと機会については適宜再検討し精査してまいります。

リスク 機会
移行 政策と法規制
  • 炭素税の導入
  • CO2、プラスチック等の排出量規制強化
  • 規制強化によるエネルギー調達のコスト増加
  • 税負担導入による競争
  • 規制強化による施設や設備のイノベーション
市場と技術の転換
  • 顧客ニーズ対応での機会損失
  • 研究開発・設備投資へのコスト増加
  • 環境配慮の商品・包装ニーズ拡大
  • 健康への関心、食生活変化
  • 再生可能、低炭素等の事業機会増加
  • 環境配慮商品の販売機会増加
  • 資源・生産・物流の効率向上
  • 新市場の誕生とアクセスの可能性
評判
  • 顧客の行動・嗜好変化
  • 金融機関や投資家からの融資・出資条件の変化及びダイベストメント
  • 気候変動関連開示の遅れによる株価、投資家への影響
  • 積極的な情報開示による企業価値の向上
  • 顧客の行動・嗜好変化
  • 気候変動への取り組みによる社内外の評価向上・信頼の獲得
物理 急性
  • 異常気象の激甚化
  • 災害による原材料の高騰・枯渇
  • 気候変動起因の感染症の増加
  • 異常気象適応による供給体制強化及び顧客の獲得
  • 気候変動起因とする疾患の増加
慢性
  • 気温上昇による原材料高騰・枯渇及び管理コスト増加
  • 海面上昇及び津波
  • 気温上昇起因の感染症の増加
  • 空調使用増加に伴うエネルギー使用量の増加
  • 降水パターンの変化による水不足や干ばつ
  • 感染症の増加
  • 気温上昇によるニーズに合わせた商品・サービス展開
  • 気候変動に対する計画的な対策による被害の抑制
②シナリオ分析

当社グループは、シナリオ分析の手法を用いて、保険薬局事業のうち保険薬局及びコンビニエンスストア・売店の全店舗、医療関連事業 藤永製薬株式会社を対象に、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)やIEA(世界エネルギー機関)等が描く複数のシナリオに沿って、事業活動への影響の分析に着手しております。

対象事業 保険薬局事業 調剤薬局及びコンビニエンスストア・売店
医療関連事業 藤永製薬株式会社
シナリオ 移行シナリオ IEA WEO2019
物理シナリオ IPCC AR5
対象期間 2030年,2050年

先述のとおり、TCFD提言や外部レポート等を踏まえた上で、リスク・機会を整理いたしました。現在は様々な意見を取り入れるため、事務局が中心となり議論を行っております。

また、各シナリオ、世界観での財務・事業戦略等への影響をネガティブなものに限らずポジティブな影響にまで広げて分析しております。

詳細に関しましては準備が整い次第、速やかに開示いたします。

指標と目標

当社グループでは気候変動におけるリスクの低減と機会強化に向けて、下記の通り指標と目標を設定いたしました。

指標
KPI
CO2排出量(Scope1,2)の削減比率(2013年度比)
期間
2030年度まで
対象
保険薬局事業(調剤薬局及びコンビニエンスストア・売店)
医療関連事業(藤永製薬株式会社)
目標
保険薬局事業
1店舗あたりのCO2排出量(Scope1,2)30%削減
医療関連事業
CO2排出量(Scope1,2)30%削減

CO2の各Scope排出量につきましては算定及び結果分析を早期に完了させ、当社グループのみならずサプライチェーン全体のCO₂排出量削減に取り組んでまいります。
また、グループにおいて実施しておりますGreen Smile Projectや災害備蓄倉庫・発電発電機を備えた店舗などの取り組みは継続して取り組んでまいります。

今後も環境保全や未来に繋がる取り組みを実施し、引き続き気候変動に関連する情報開示を適切に行います。

Green Smile Project(店舗緑化運動)をグループ全体で展開

クオールグループは、『Green Smile Project』と題した薬局の緑化運動に取り組んでいます。患者さまにとって居心地の良い薬局づくりと、環境保全への貢献及び全社的なSDGs理解の促進を目的として、全国の薬局で、花プランターの栽培や観葉植物の設置を行っています。

スローガン『あなたの、いちばん近くにある安心』の『寄り添い』、『やさしさ』を体現するため、店舗緑化運動を通じて「環境と患者さまにやさしい薬局」を目指します。

事業活動を通じた環境負荷低減の取り組み

  • クオール株式会社・グループ薬局

CO2削減設備・環境配慮モデル店舗

クオールグループは、全事業活動において環境負荷の低減など地球環境の保全に努めています。薬局においては、屋上の一部での太陽光発電パネルの設置や、大幅な省エネが可能なLED照明の積極的な利用など、環境に負担をかけない店舗設計、省エネルギー性能、CO2削減設備を備えた店舗整備に注力しています。

屋上の一部に太陽光発電パネルを設置
省エネが可能なLED照明
時間帯による照明の変更

環境ボランティア活動

  • クオール株式会社・グループ薬局

地域社会との連携につとめるとともに、社内においても一人ひとりの環境保護意識の向上を図ります。

  • 環境美化ボランティア活動(店舗周辺美化清掃)
  • クールビズ・ウォームビズの推進
  • ペーパーレス活動(クオール)

マイバッグ利用促進/環境に優しいプラスチック製レジ袋

  • クオール株式会社・グループ薬局

クオール薬局グループの全店舗で、レジ袋の使用削減に向けた「マイバッグ持参啓発運動」を実施しています。また店舗では、再生可能な植物等に由来するバイオマスを30%使用した環境にやさしいプラスチック製レジ袋を導入しています。

マイバッグ利用促進のポスター